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パリの調香師

『パリの調香師』。

主人公は世界的に有名な香水を誕生させた調香師アンヌ。
4年前、仕事のプレッシャーや忙しさから突然嗅覚を失い、大失敗してしまいます。
表舞台から退き、柔軟剤の香り作りなど、与えられた仕事だけこなす日々。
ある日、新しい運転手のギョームと洞窟の下見に行くところから物語は始まります。
(※以下ネタバレあり)

「グレーのスーツケースは丁寧に扱って!」
ホテルのシーツの柔軟剤の香りに耐えらないので、
自分のシーツも持参しているため、
いつも荷物がいっぱいなのです。

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洞窟の香りを再現するため、その場でメモし調合していきます。
鉱物、土、ショウノウ、苔、オーク、アヤメの根・・・

グレーのスーツケースの中身の正体は、
アロマの小瓶でいっぱいなのでした。

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アンヌは超わがままで、運転手は次々と辞めていました。
ギョームも雇い主に苦情を言いたいところだったが、
娘の親権のために仕事は辞められない・・・

香りがいろいろ出てきますが、
気になったのがこのシーン。

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給油に寄ったガソリンスタンド兼雑貨屋のトイレ。

これ、石けんです。

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アンヌは何回も手を洗って、香りを嗅ぎます。

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「子供の頃、毎年行ったキャンプの食堂にあった石けん。
朝まで香りが残るように夕食後にも手を洗っていた。」
懐かしむように少女のような笑顔を浮かべます。

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アンヌ : 「この石けんを買いたい!」
店主 : 「新しい方がいいでしょ!」

帰りの車の中で、上機嫌でず~っと香りを嗅いでいました。

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この石けん、後半で再び登場しますよ!

ギョームの嗅覚に才能を見出していたアンヌから
毎回指名されるようになっていきます。

「花の匂いを嗅ぐように、息を深く吸い込むの。頭を空にして!」
「鼻を洗って・・・自分の匂いを嗅ぐの。鼻をリセットするのよ!」

お互いに刺激し合い、アンヌは再び香水を作りたくなり、
ギョームにも変化が起こります。

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ディオールも撮影協力。

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娘の誇らしげな顔がすべてでした。

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PROFILE

maia

Author:maia

漢方アロマセラピスト
リフレクソロジスト
メディカルハーブコーディネーター
(公社)日本アロマ環境協会認定
アロマテラピーインストラクター

アロマ空間コーディネートや
ハーブコーディネートなど
総合的な癒しを提案しています

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