梅艶芳(Anita)
大阪アジアン映画祭に行ってきました。
香港の歌姫 梅艶芳(アニタ・ムイ)の生涯を描いた映画『アニタ』。
香港では、2021年11月12日に公開され、
クリスマスまでに香港市民9人に1人は観たという
大ヒット作品になりました。

2003年4月1日にレスリーが逝き、
同年12月30日に40歳の若さでこの世を去ったアニタ。
二人は同士。その様子が垣間見れます。
(※以下ネタバレあり)
日本の歌がたくさん出てきます。
幼少のころから姉と二人で歌を歌って家計を助けていました。
「上を向いて歩こう(坂本九)」を聞き入った少女ムイは、
紙に書きながら必死に日本語の歌詞を覚えていきます。
ナイトクラブで酔っ払い相手に歌うこともしばしば。
質の悪い客の前で「つぐない(テレサ・テン)」を歌い、
2番の歌詞は日本人客相手に日本語で歌います。
「駅(竹内まりや)」も挿入歌。
(※カバータイトルは“装飾的眼涙”)
友人の誕生日パーティーのシーンでは、“モニカ(吉川晃司)”が・・・。
こちらはレスリーがカバーしています。
有名デザイナーのエディ・ラウ役のルイス・クーは素晴らしかったです。
気難しいはずの人物が才能ある二人アニタとレスリーに
寄り添う姿を見せてもらいました。

そして、素晴らしかった新人ルイーズ・ウォン!
アニタが乗り移ったかのような部分がたくさん出てきました。
演技経験のない彼女を半年かけてリウ・カイチーが指導したといいます。
奇しくも公開前にお亡くなりになってしまいましたが、形として残りました。
レスリーとの共演作「ルージュ」も登場します。
↓

137分という長さでしたが、退屈することなく鑑賞できました。
生前のアニタの映像や写真が使われ(レスリーも)、嬉しくなりました。
エンドロールでは西城秀樹さんとの写真が出てきました。
(※彼女は西城秀樹さんの大ファンで、ファンクラブの副会長でした)
来るだろうな・・・って思っていたけど、2003年4月1日。
涙腺崩壊しました。
アニタが“一番愛した人”とされる日本のアイドルKには、
似ても似つかない俳優を持ってきましたね。
彼だけが架空の名前になっていました。
ちなみにJ社長の役は岩城滉一さんでした(笑)
私はアニタが亡くなる前から知っていたので、
なんか入っていけなかったけど、仕方ないか・・・。
その部分がキラキラした思い出のように描かれていて、
実際そうであったのでしょう・・・。
ウエディングドレス姿で歌うラストソングが“夕陽之歌(近藤真彦)”。
実際もそうだったので、胸に熱いものがこみ上げました。
「夕陽之歌」がサブタイトルの「男たちの挽歌Ⅲ」。
↓

「男たちの挽歌」は、ⅠとⅡで完結しているので、
Ⅲはあんまり記憶に残らなかったけど、
この曲が主題歌でした。
アニタがヒロインを演じ歌っています。
アニタがとても大切にしていた曲。
ビル・コンは、この歌の版権を取るためにJ社長に会っていたそうです。
たぶん日本公開は無理だろうと思っていたので、
たった2回だったけど、公開してくれてありがとうございました!
今後、“Disney+”が日本でも配信してくれることを願っています。
香港の歌姫 梅艶芳(アニタ・ムイ)の生涯を描いた映画『アニタ』。
香港では、2021年11月12日に公開され、
クリスマスまでに香港市民9人に1人は観たという
大ヒット作品になりました。

2003年4月1日にレスリーが逝き、
同年12月30日に40歳の若さでこの世を去ったアニタ。
二人は同士。その様子が垣間見れます。
(※以下ネタバレあり)
日本の歌がたくさん出てきます。
幼少のころから姉と二人で歌を歌って家計を助けていました。
「上を向いて歩こう(坂本九)」を聞き入った少女ムイは、
紙に書きながら必死に日本語の歌詞を覚えていきます。
ナイトクラブで酔っ払い相手に歌うこともしばしば。
質の悪い客の前で「つぐない(テレサ・テン)」を歌い、
2番の歌詞は日本人客相手に日本語で歌います。
「駅(竹内まりや)」も挿入歌。
(※カバータイトルは“装飾的眼涙”)
友人の誕生日パーティーのシーンでは、“モニカ(吉川晃司)”が・・・。
こちらはレスリーがカバーしています。
有名デザイナーのエディ・ラウ役のルイス・クーは素晴らしかったです。
気難しいはずの人物が才能ある二人アニタとレスリーに
寄り添う姿を見せてもらいました。

そして、素晴らしかった新人ルイーズ・ウォン!
アニタが乗り移ったかのような部分がたくさん出てきました。
演技経験のない彼女を半年かけてリウ・カイチーが指導したといいます。
奇しくも公開前にお亡くなりになってしまいましたが、形として残りました。
レスリーとの共演作「ルージュ」も登場します。
↓

137分という長さでしたが、退屈することなく鑑賞できました。
生前のアニタの映像や写真が使われ(レスリーも)、嬉しくなりました。
エンドロールでは西城秀樹さんとの写真が出てきました。
(※彼女は西城秀樹さんの大ファンで、ファンクラブの副会長でした)
来るだろうな・・・って思っていたけど、2003年4月1日。
涙腺崩壊しました。
アニタが“一番愛した人”とされる日本のアイドルKには、
似ても似つかない俳優を持ってきましたね。
彼だけが架空の名前になっていました。
ちなみにJ社長の役は岩城滉一さんでした(笑)
私はアニタが亡くなる前から知っていたので、
なんか入っていけなかったけど、仕方ないか・・・。
その部分がキラキラした思い出のように描かれていて、
実際そうであったのでしょう・・・。
ウエディングドレス姿で歌うラストソングが“夕陽之歌(近藤真彦)”。
実際もそうだったので、胸に熱いものがこみ上げました。
「夕陽之歌」がサブタイトルの「男たちの挽歌Ⅲ」。
↓

「男たちの挽歌」は、ⅠとⅡで完結しているので、
Ⅲはあんまり記憶に残らなかったけど、
この曲が主題歌でした。
アニタがヒロインを演じ歌っています。
アニタがとても大切にしていた曲。
ビル・コンは、この歌の版権を取るためにJ社長に会っていたそうです。
たぶん日本公開は無理だろうと思っていたので、
たった2回だったけど、公開してくれてありがとうございました!
今後、“Disney+”が日本でも配信してくれることを願っています。