ロレンツォのオイル/命の詩
『ロレンツォのオイル/命の詩』。
ある日突然、副腎白質ジストロフィーを発症した息子ロレンツォを救うために、
オドーネ夫妻が、知識のないところから化学を勉強し、
自力で治療薬を探し出すという実話を元にした物語です。
(※以下ネタばれあり)

副腎白質ジストロフィー(ALD)とは?
少し難しいですが・・・
脂肪酸の代謝異常によって、長鎖脂肪酸(炭素数24~26)が神経細胞に蓄積し、
ミエリン(髄鞘)を破壊して、脳にダメージを与えるという病気です。
X染色体の異常によって母親から遺伝する病気で、
通常男の子だけに発生します。
(※女の子は、X染色体が2つあるため、片方に遺伝しても発症しないそうです。)
小児発症の場合は、ヒステリー症状が先に現れ、
次第に無言症状へと移行していきます。
5歳前後で発症し、多くは2年以内に死亡します。
(※ロレンツォは、5歳で発症、30歳で亡くなりました。)
オドーネ夫妻が見つけ出した治療薬は、
オレイン酸(オリーブオイル)とエルカ酸(菜種油)です。
興味のある方は、映画でどうぞ!
セラピストとなった今、改めて観ると、
難しかったところにまで目がいくようになりました。
内容は重く、観るのはかなり辛いですが・・・
実際、この混合オイルは「ロレンツォのオイル」と呼ばれ、
ALDを発症した子供たちに投与されているそうです。
ある日突然、副腎白質ジストロフィーを発症した息子ロレンツォを救うために、
オドーネ夫妻が、知識のないところから化学を勉強し、
自力で治療薬を探し出すという実話を元にした物語です。
(※以下ネタばれあり)

副腎白質ジストロフィー(ALD)とは?
少し難しいですが・・・
脂肪酸の代謝異常によって、長鎖脂肪酸(炭素数24~26)が神経細胞に蓄積し、
ミエリン(髄鞘)を破壊して、脳にダメージを与えるという病気です。
X染色体の異常によって母親から遺伝する病気で、
通常男の子だけに発生します。
(※女の子は、X染色体が2つあるため、片方に遺伝しても発症しないそうです。)
小児発症の場合は、ヒステリー症状が先に現れ、
次第に無言症状へと移行していきます。
5歳前後で発症し、多くは2年以内に死亡します。
(※ロレンツォは、5歳で発症、30歳で亡くなりました。)
オドーネ夫妻が見つけ出した治療薬は、
オレイン酸(オリーブオイル)とエルカ酸(菜種油)です。
興味のある方は、映画でどうぞ!
セラピストとなった今、改めて観ると、
難しかったところにまで目がいくようになりました。
内容は重く、観るのはかなり辛いですが・・・
実際、この混合オイルは「ロレンツォのオイル」と呼ばれ、
ALDを発症した子供たちに投与されているそうです。