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コーラの香り

『シナモン』と呼ばれているものには、
シナモン・カシア・ニッキの三種類があり、
香りも成分も微妙に違います。

シナモン(セイロンニッケイ・学名:Cinnamomum zeylanicum)は、
厳密にはスリランカ原産のみを示すようです。
市場に一番出回っているシナモンは、
カシア(シナニッケイ・学名:Cinnamomum cassia)で、
中国・ベトナム・インドネシア原産で、シナモンより香りが強く、
ニッキ(日本肉桂)は、さらに香りや辛味が強いそうです。

精油には、シナモンとカシアの区別はなく、
樹皮から抽出する『シナモンバーク』と、
葉から抽出する『シナモンリーフ』の二種類があります。

手前がスリランカ産・奥がベトナム産・・・香りが違いました!

cinnamon

シナモンの香りを一番うまく利用しているといわれるのが、
『コーラ』の香りです。
天然の香料だけで作られている『コカコーラ』。
7種類以上の香りで構成されているといわれています。
もちろんトップシークレットです!

現在、日本科学未来館で開催されている企画展
「‘おいしく、食べる’の科学展」では、
『コーラの香り』の体験ができるようです。
(※3月22日(祝)まで開催されています)

NHKのニュースでネタバレしていました。
シナモン+ライム+レモン=コーラの香り
興味のある方は是非お試しください♪

トンカビーンズ

前回に引き続き、『桜の香り』についてです。

桜の花は繊細で、摘み取ったとたん成分が変わるとか・・・
桜の葉は塩漬けにすることで、
あの“桜餅の香り”が引き出されるそうです。

香りの正体は“クマリン”という成分です。
そういえば、『精油の化学』で勉強しました。

tonkabean

『トンカビーンズ』は“クマリン”を50%も含んでいます。
香りは“桜餅の香り”にかなり近いです。
ドイツでは、クリスマス菓子『シュトレン』の
香り付けには欠かせない香りだとか・・・
温かみのある香りはピッタリですね♪

桜の香り

京都の『癒しの香り』さんで、
オリジナルブレンド“桜のアロマ”を見つけました。
早速、少量サンプル(有料)を注文してみました。

sakura

香りのイメージはフローラル調が強く、
“桜餅の香り”を濃くした感じ(かなり甘い!)でした。
(※個人的な意見です)

桜の精油は、抽出が難しいと聞いたことがあります。
市場にも出回っていないようです。
春に向けて、桜のブレンドを作ってみようと思います♪
PROFILE

maia

Author:maia

漢方アロマセラピスト
リフレクソロジスト
メディカルハーブコーディネーター
(公社)日本アロマ環境協会認定
アロマテラピーインストラクター

アロマ空間コーディネートや
ハーブコーディネートなど
総合的な癒しを提案しています

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