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沙棗

『調香師の手帖』という本に出会いました。
著者は、資生堂でチーフパフューマーを務めておられた方です。

その中に“香妃と沙棗”のエピソードがあります。

『中国(清)の香妃は、
からだ全体からかぐわしい香りを発し、
皇帝に求愛されながら、
若くして命を絶った悲劇のヒロイン。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
香妃の体臭になぞらえられた沙棗とは、
エステル様の強く甘い果実の香りを伴い、
くせのある動物臭がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沙棗の香料とフェロモン様成分を配合し、
誕生した私たちの香水“SASO”。』

むかし我が家にもあった“myth of SASO”。
ミスとは、『神話』という意味。
なるほど~納得です。

saso

香妃のエピソードからピンときたのが、
『パフューム』という映画です。

舞台は18世紀フランス。
主人公は究極の香り(フェロモン)を求めて、
殺人を繰り返します。

好きなジャンルの映画ではありませんが、
アロマの部分ではいろいろ楽しめますよ♪

ローズヒップ

別名“ビタミンの爆弾

天然のビタミンCをレモンの20~40倍含んでいて、
外観がラグビーボールに似ていることから名付けられたそうです。

お茶を入れた後の実にもまだ栄養が残っています。
私は酸っぱいのが好きなのでそのまま食べますが、
はちみつとヨーグルトと一緒に食べるのもおすすめです。

Rose Hip tea

さて、ローズヒップオイルの効果は…
使い始めて一週間、
確かにお肌にハリが出て、
首のシワが薄くなった気がします。
ハンガリアンウォーターの化粧水を使い始めてから、
お肌のトラブルがほとんど無いので、
それほどの感動はなかったのですが…。

朝のローズヒップティーと夜のローズヒップオイル、
当分続けてみようと思います♪

薫衣草

(社)日本アロマ環境協会の会報誌(No.43)の香りのエッセイに、
こんなタイトルが載っています。

エンジェルの香り

香港で2000年(日本では2003年)に公開された、
『薫衣草(ラベンダー)』という映画のことです。

恋人を亡くした主人公のアロマセラピスト(ケリー・チャン)と、
そこへ舞い降りたエンジェル(金城武)の物語です。

アロマも何種類か出てきます。
ラベンダー、ペパーミント、イランイラン、ゼラニウム…
太った男性客にすすめするのが『ゼラニウム』なのですが、
後で生徒さんに、害虫駆除に使う精油だと説明していました。
追い払うためだったのですかね。

全身浴、芳香浴、吸入、マッサージなど、精油の活用法も出てきます。
『今夜は鼻が詰まってるからペパーミント風呂に入るわ』なんてセリフも…
セラピストとなった今、改めて見るとまた一味違った感じです。

lavender

香港では上映中、ラベンダーの香りと、
マッサージのシーンではローズの香りを流したそうです。
最近では、『チャーリーとチョコレート工場』で、
チョコレートの香りを流す試みがありました。
香り付きの映画が、身近になる日も近いのかもしれないですね♪
PROFILE

maia

Author:maia

漢方アロマセラピスト
リフレクソロジスト
メディカルハーブコーディネーター
(公社)日本アロマ環境協会認定
アロマテラピーインストラクター

アロマ空間コーディネートや
ハーブコーディネートなど
総合的な癒しを提案しています

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