深夜の告白
『深夜の告白』。
「その日は通りにスイカズラの香りが漂っていた
殺人もときにはスイカズラの香りがする」
主人公ネフの語りから始まります。
(※以下ネタバレあり)

そんな日に出会った金髪美女(フィリス)。
2階から降りてくる足元にはアンクレット。
ネフの頭からアンクレットが離れなくなります。
「いい匂いだ何ていう香水?」
甘い香りに惑わされた男は、
夫の保険金殺人の共犯となっていきます。
最大の敵となるのが、親友のキーズ。
↓

敏腕保険金調査担当者。
胸の中に“小さなおっさん”がいて怪しいところを助言してくれるそう(本人談)
そして、葉巻愛好家。

いつもネフが火を点けてあげます。
完全犯罪と思いきや、キーズの“小さなおっさん”が騒ぎ出し、
ネフが追い詰められていく・・・

「またスイカズラが香った 夜なので強い香りだった」
最後の夜にもスイカズラの香り。
実際、スイカズラの花は出てきませんが、そんな気持ちに持って行かれます。
ネフの“告白”が終わったラストシーンで
初めてキーズがネフの煙草に火を点けてやるという・・・
“最後の一服”を暗示させる演出が心に残りました。
1944年のモノクロ映画。
ビリー・ワイルダー監督。
その後の「保険金殺人映画」の原点ともいえる作品でした。
スイカズラの花
↓

おまけ・・・
最近、もう一度観てみると、香り(スイカズラ・香水・タバコ)以外に
飲み物にも意味があったのか・・・定かではない。
思い込みかもしれません。
飲み物に注目してみました!
フィリスに夫の保険金殺人を持ちかけられるシーンで
出てくるのがアイスティー。
ネフは怒って帰る途中、アイスティーの苦みを忘れたくてビールを飲み、
一人ボーリングに行きます。
その晩、ネフの家に訪ねてくるフィリス。
「いい匂いだ何ていう香水?」
「エンセナーダ(メキシコ)で買ったの」
「ロゼのワインが似合う 泡の立つ・・・けれどバーボンしかない」
バーボンを炭酸で割って飲む二人。
その後、殺人。
最初、キーズは事故だと上司に報告。
普段は安物の酒しか飲んでいない?キーズが、
「マティーニをおごるよ!」なんて上機嫌でした。
そして、“小さいおっさん”が騒ぎ出して胸やけ。
「ペパーミントはないのか」
「ソーダ水ならある」
雲行きが怪しくなり始めてからはオフィスのウォーターサーバーの水。
↓

取り調べのフィリスにも水。
違っても注目してみると面白い。
音楽にも仕掛けがあるかも!?
色々と楽しめました♪
「その日は通りにスイカズラの香りが漂っていた
殺人もときにはスイカズラの香りがする」
主人公ネフの語りから始まります。
(※以下ネタバレあり)

そんな日に出会った金髪美女(フィリス)。
2階から降りてくる足元にはアンクレット。
ネフの頭からアンクレットが離れなくなります。
「いい匂いだ何ていう香水?」
甘い香りに惑わされた男は、
夫の保険金殺人の共犯となっていきます。
最大の敵となるのが、親友のキーズ。
↓

敏腕保険金調査担当者。
胸の中に“小さなおっさん”がいて怪しいところを助言してくれるそう(本人談)
そして、葉巻愛好家。

いつもネフが火を点けてあげます。
完全犯罪と思いきや、キーズの“小さなおっさん”が騒ぎ出し、
ネフが追い詰められていく・・・

「またスイカズラが香った 夜なので強い香りだった」
最後の夜にもスイカズラの香り。
実際、スイカズラの花は出てきませんが、そんな気持ちに持って行かれます。
ネフの“告白”が終わったラストシーンで
初めてキーズがネフの煙草に火を点けてやるという・・・
“最後の一服”を暗示させる演出が心に残りました。
1944年のモノクロ映画。
ビリー・ワイルダー監督。
その後の「保険金殺人映画」の原点ともいえる作品でした。
スイカズラの花
↓

おまけ・・・
最近、もう一度観てみると、香り(スイカズラ・香水・タバコ)以外に
飲み物にも意味があったのか・・・定かではない。
思い込みかもしれません。
飲み物に注目してみました!
フィリスに夫の保険金殺人を持ちかけられるシーンで
出てくるのがアイスティー。
ネフは怒って帰る途中、アイスティーの苦みを忘れたくてビールを飲み、
一人ボーリングに行きます。
その晩、ネフの家に訪ねてくるフィリス。
「いい匂いだ何ていう香水?」
「エンセナーダ(メキシコ)で買ったの」
「ロゼのワインが似合う 泡の立つ・・・けれどバーボンしかない」
バーボンを炭酸で割って飲む二人。
その後、殺人。
最初、キーズは事故だと上司に報告。
普段は安物の酒しか飲んでいない?キーズが、
「マティーニをおごるよ!」なんて上機嫌でした。
そして、“小さいおっさん”が騒ぎ出して胸やけ。
「ペパーミントはないのか」
「ソーダ水ならある」
雲行きが怪しくなり始めてからはオフィスのウォーターサーバーの水。
↓

取り調べのフィリスにも水。
違っても注目してみると面白い。
音楽にも仕掛けがあるかも!?
色々と楽しめました♪
さらば、わが愛~覇王別妃~
『さらば、わが愛~覇王別妃~』。
レスリー・チャン没後20年、公開30周年を記念して
4Kで特別公開されています。

いち早く追悼映画をしてくれたシネ・リーブル梅田にて鑑賞。
20年という月日が経ち、同じ気持ちで来られているであろう人々と
素晴らしい時間を過ごしました。

パンフレットは品切れになったほど!
↓

(※現在は再入荷されているようです)
たっぷり3時間堪能♪
中国映画で初めてカンヌ映画祭でパルムドールを受賞。
いつまでも色褪せない名作です。
(※あえてあらすじは書きません)
おまけ・・・
家に帰ってもう一度鑑賞(笑)
↓

どっぷりと浸った一日でした☆彡
レスリー・チャン没後20年、公開30周年を記念して
4Kで特別公開されています。

いち早く追悼映画をしてくれたシネ・リーブル梅田にて鑑賞。
20年という月日が経ち、同じ気持ちで来られているであろう人々と
素晴らしい時間を過ごしました。

パンフレットは品切れになったほど!
↓

(※現在は再入荷されているようです)
たっぷり3時間堪能♪
中国映画で初めてカンヌ映画祭でパルムドールを受賞。
いつまでも色褪せない名作です。
(※あえてあらすじは書きません)
おまけ・・・
家に帰ってもう一度鑑賞(笑)
↓

どっぷりと浸った一日でした☆彡
